〝地元に貢献、ともに生きる地域の実現へ向けて〟
相模原市緑区千木良にある津久井やまゆり園。この地区を地元にもつ大学生の谷口賢史さんは、小学校のころからごく自然にボランティアに通い、園との交流もあったそうです。2016年の事件以降、地域と園とのつながりが弱くなっていると感じていた谷口さんは、生まれ育った地域の、人と人の繋がりを取り戻したい。地元に貢献したいという思いで、小さくても未来への大きな歩みを一歩ずつ進めていました。その取り組みと地元を愛する思いを取材しました。
注目の話題もピックアップ
相模原市緑区千木良にある津久井やまゆり園。この地区を地元にもつ大学生の谷口賢史さんは、小学校のころからごく自然にボランティアに通い、園との交流もあったそうです。2016年の事件以降、地域と園とのつながりが弱くなっていると感じていた谷口さんは、生まれ育った地域の、人と人の繋がりを取り戻したい。地元に貢献したいという思いで、小さくても未来への大きな歩みを一歩ずつ進めていました。その取り組みと地元を愛する思いを取材しました。
障がい福祉サービス事業所等の団体の出展を検討しているイベント主催者の皆さま、当サイトに掲載を希望される障がい福祉サービス事業所等の団体の皆さまはこちらからお問い合わせください!
イベント・ブース出展者掲載に関する問い合わせ(外部リンク)アート、パラスポーツなど注目の話題をピックアップ。テーマごとに県内の特色ある取組みや人にスポットをあてた特集を発信します。
10月13日の日曜日、藤沢市の海岸沿いにある辻堂海浜公園で、神奈川県と神奈川県公園協会の共催イベント「インクルーシブ移動遊園地」が開かれ、約4000人の来場者が集うなど大盛況でした。当日は共催の両者のほか、特定非営利活動法人laule'a(ラウレア)、一般社団法人SSP(サイドスタンドプロジェクト)、社会福祉法人アール・ド・ヴィーヴルの3団体が協力しました。
障がい者雇用のパイオニア企業による〝キットパス〟作品の展覧会「キットパス皆画(かいが)展」が、川崎市高津区のかながわサイエンスパーク(KSP)内のHOTEL ARU KSPのロビーと県立川崎図書館で開催されています(会期は2024年11月まで)。展示されているスペースには、プロの作家もアマチュアも、障がいの有無に関係なく、作品はまぜこぜに並んでいます。その作品は唯一無二のもの。ただひとつ共通しているのは「キットパス」という画材を使っている――ということだけ。この展覧会の実現には、川崎の企業同士の共感がありました。そして、この〝共感〟に、県立川崎図書館が呼応――。この素敵な展覧会が開催されているHOTEL ARU KSPのロビーで、開催実現の経緯、想い、これからの展望について、関係者に取材しました。
規格外の野菜を活用し、福祉事業所のメンバーとともに、洗って刻んで乾燥して…、そうして出来た「干し野菜」を商品化。環境にやさしく、カラダにもやさしい、そして「ともに生きている」地域の仲間たちにもやさしい…。出産後の体調不良をきっかけに、健康的な生活を追求するなか、ある日出会った「干し野菜」に惚れ込み、この干し野菜を通して幸せの循環をめざしている女性がいます。2023年には、「令和5年度 横浜市食の3Rきら星活動賞」も受賞。「干し野菜を通した農福連携」に取り組む、干し野菜研究家・澤井香予さんにインタビューしました。
〝心と体を作る障がい者支援施設〟として、2008年、藤沢市に開所した特定非営利活動法人「さんわーく かぐや」が運営する日中一時支援事業所「駅前かぐや」は善行の駅前の昭和の風情が残る長屋風の建物の一角にあります。ここは、通所メンバーが地域で働く機会を開拓し、自立を後押ししている施設です。地域ぐるみの協力で、障がいがあってもなくても、施設メンバーであっても、地元商店主であっても、誰もがともに助け合い、自然体で日々を送っている…。当事者と地域を元気にすることを目指して活動している駅前かぐやと地域の人々を取材しました。
コンピューターゲーム(ビデオゲーム)でプレイヤー同士が対戦する「eスポーツ」。今、世界中で競技人口が急増している注目の新競技で、全盲のプレイヤーとして活躍しているNAOYAさんに、ご自身のこと、そして今熱心に取り組んでいる「バリアフリーeスポーツ」についてお話をうかがいました。
進行性の難病を抱えながらも、砂浜専用の車いすでビーチへ赴き、収集した海洋プラスチックごみで、華やかなネイルチップ(つけ爪)を制作している女性が茅ヶ崎市にいます。この「海ごみネイル」による環境への啓発活動や、障がい者の社会参加の仕組みづくりは、「神奈川なでしこブランド2024」にも認定されています。ネイリストの有本奈緒美さんにインタビューしました。
上肢障がい者を対象にしたパラテコンドーが誕生したのは2006年。2020年東京パラリンピックからは正式種目になりました。今回、お話をうかがったのはそんなパラテコンドーの日本代表強化指定選手、さらにYouTuber、日揮パラレルテクノロジーズ株式会社の副社長でもある阿渡健太さんです。
京急久里浜駅西口から歩くこと約5分。京急線の高架脇に見えてくるのが「うどんカフェうせい」のオレンジ色の看板。店主は知的障がいを伴う自閉症がある村木静さんです。2016年の開店以来、手打ちならではの食感とコシで人気を集めている静さんのうどん。そこで今回は静さんの母親、雅美さんに、静さんがうどん職人になるまでの経緯をお聞きしました。
鎌倉初のブランド豚「鎌倉海藻ポーク」の餌となる海藻だけでなく、海岸のゴミや漂着物も回収する「インクルーシブビーチクリーンwith鎌倉海藻ポーク」が2023年11月1日、材木座海岸で開催されました。
最近、巷で目にする機会も増えてきた「メタバース(仮想空間)」という言葉。「既に楽しんでいる」という人もいれば、「どういうものなんだろう」という人もいるのではないでしょうか。
神奈川県ではメタバースを活用して何ができるかを検討する研究会を立ち上げ、メタバースの取り組みの一つとして、障がいのある人を対象とした「ともいきメタバース講習会」を開催しました。
社会福祉法人 光友会は3年前から地元・藤沢産の新品種ブドウ「メイヴ」の栽培を開始。現在、ワインの試作がスタートしています。ワイン造りがどのような形で障がい者の就労支援につながっているのか、話を聞くことにしました。
障がい者スポーツの大会というとパラリンピックをまず思い浮かべる人が多いかもしれませんが、オリンピックやパラリンピックと同様に4年に一度、開催されているのがデフリンピック。聴覚障がいがあるアスリートたちによる大会です。
ソーシャルアートラボでは、障がいがある人や障害福祉サービス事業所のアート作品をNFTで販売しています。
湘南ベルマーレと社会福祉法人一燈会は「農業・スポーツ・福祉」をテーマに、障害者の就労支援を継続して行える農業連携事業「ベルファーム」を行っています。
横浜市立大学が一般向けに開催しているエクステンション講座の中で、横浜ピアスタッフ協会のメンバーが漫才を披露しました。同講座では障がい理解の深い企業や支援団体らも参加し、受講生に向けて障がい理解や雇用などを考える機会を創出していました。
横浜国立大学の学生が農業を通じた地域活性を目指す「Agridge Project」(以下:アグリッジプロジェクト)と障害福祉サービス事業所が連携し、商品開発を行いました。廃棄されてしまう摘果みかんを再利用し、加工品を製造。横浜市泉区にある障害福祉サービス事業所「共働舎」と同市神奈川区にある「トロワランド」が加工作業を担いました。
平塚市内に障害福祉サービス事業所など18施設を運営している「(社福)進和学園」を中心に進めているプロジェクト〝いのちの森づくり〟。16年目を迎えた同事業は、様々な植樹イベントや学校、企業などに出向き、育てた苗木の提供本数は30万本を突破しました。「森づくりは人づくり」と掲げるその活動内容を紹介します。
横浜市瀬谷区の日中活動支援部会(瀬谷区障害者地域自立支援協議会)は2020年5月、所属する障害福祉サービス事業所の自主製品を紹介し販売する「通販カタログ」を制作しました。制作から1年半、売上だけでなく、新たな出会いや共生社会の理解が深まるなど、地域に溶け込む取組になっています。
精神疾患のある人たちが演技を学ぶ演劇学校「OUTBACKアクターズスクール」(中村マミコ校長)の初公演が、横浜市中区にある「あかいくつ劇場」で11月7日に行われました。出演した20人のメンバーは、病気のことや入院、家族関係のこじれなどの「実体験」をモチーフにした劇を全身全霊で演じ、観客に感動を届けていました。
(一社)神奈川県サッカー協会主催・(一社)日本障がい者サッカー連盟共催となったイベント「JFAフットボールデー インクルーシブフットボールフェスタ神奈川2021」が10月9日に開催されました。県内の全Jリーグクラブと障がい者サッカーチームが初コラボしたイベントで、サッカーを通じて、共生社会を広めていました。
神奈川県は「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念を広めるため、憲章の理念に賛同した企業や団体と連携するプロジェクト〝#リスペクトでつながろうコラボ〟の一環で、車いすのドレスアップなどに使用される「アートスポークカバー」を制作しました。今回は、この取り組みと共にアートスポークカバーについて紹介していきます。
厚木市にある障害福祉サービス事業所「つばき作業所」は、隣接する伊勢原市の郷土玩具「大山こま」と、独楽を回す際に必要な「こま紐」の制作に取り組んでいます。また、事業所運営のさらなる発展を目指して、オリジナル独楽の開発にも挑戦を続けています。
相模原市を拠点にテニススクールを運営する「㈲エヌ・プランニング」の代表・中澤吉裕さんは、金を含む4個のメダルを獲得した「東京2020パラリンピック競技大会車いすテニス」の日本代表監督を務めました。本大会を振り返った感想や選手との向き合い方、共生社会についての考えについて話を聞きました。
(社福)伊勢原市手をつなぐ育成会が運営する「地域作業所ドリーム」では、2020年11月から利用者に楽しく働いてもらおうと「ポップコーンの製造・販売」を始めました。これまで行ってきた委託軽作業に加え、新たな挑戦を行った結果、利用者に対する工賃アップを実現し、笑顔でイキイキと働く環境を整えることになりました。今回の記事ではその経緯と将来展望に迫ります。
神奈川県は6月9日、ともに生きる社会かながわ憲章の理念を普及するため、包括連携協定を締結するソフトバンク株式会社、神奈川県教育委員会と協力して平塚市立大原小学校(川田英樹校長)で、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を活用した出張授業「Pepperと考える~思いやりの心と親切」を行いました。
売上の軸の一つとして定期的に出店していたイベントは、新型コロナウイルス感染症の影響により、全て中止に。施設利用者の工賃となる売上の激減は、利用者・職員の活気を奪っていきました。2020年4月の緊急事態宣言前からこの難局を乗り切ろうと活動してきた社会福祉法人光友会(五十嵐紀子理事長)・寒川事業所の取組に迫ります。
神奈川県は、ともに生きる社会かながわ憲章の理念を広め、障がいへの理解を促進するとともに、共生社会を自分ごとに考え、実現に向けた行動を促進する目的で、12月13日に「共生社会実現フォーラム」を開催しました。例年行われているこのイベントですが、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、初めてのオンライン開催となりました。
2012年、障害福祉サービス事業所運営として、全国で初めてチョコレート工房を開所した一般社団法人AOH(エーオーエイチ)。開所前、周囲からは「(前例がないからリスクが高く)絶対にやめた方が良い」とまで言われた事業は、現在数百社にわたり関わりのある企業があり、全国で販売されるヒット商品を生み出しています。今回は、社員と利用者が〝常に本気〟となって切り拓いてきたスイーツづくりに迫ります。
招福到来・商売繁盛など、縁起物として知られる「だるま」。横浜市旭区にある白根神社では「だるま市」が毎年開催されており、ここで販売される〝白根だるま〟は行列ができるほどの人気があります。この白根だるまは、障害福祉サービス事業所「風の丘」(横浜市保土ヶ谷区)で働く知的障がい者らにより制作されており、その歴史は50年近くにわたります。今回はこの風の丘制作の白根だるまについて紹介します。
生命が誕生したといわれる〝海〟を全身で楽しむ「ダイビング」。城下町として知られる小田原の最西端・江之浦では、障がい者が参加できるイベント「バリアフリーダイビング」が開催されています。
「どんぐり」というと、絵を描いたり、独楽にしたり、ペットボトルに入れてマラカスにしたりと小さい頃に拾い集めて遊んだという人も多いのではないでしょうか。しかし、今から1万年以上前の縄文時代、日本人の主食は「どんぐり」だったそうです。ここに目を付けた就労支援施設「まちふく」(田中博士代表)は、試行錯誤を重ねながら、「どんぐり食品」を開発。今回は開発までのストーリーと製造の裏側をご紹介します。
県の独自大会が開催された今夏の高校野球。大会は変わっても、白球を追う高校球児の白熱したプレーは変わらず、今年も数々のドラマが生まれました。高校野球には硬式球が欠かせませんが、練習で使い続けると糸がほつれたり、革が破れて使えなくなるなど、ボロボロになってしまいます。こうしたボールの修繕をNPO法人等が担い、障がい者の就労に生かす取組「エコボール」事業が全国で広がっています。今回は座間市内でエコボール事業に取り組む認定NPO法人「きづき」を紹介します。
三浦市で農業と福祉を両立させた“農福連携”に取り組む「元気もりもり山森農園」。豊かな自然に育まれたこの土地で、ニンジンやシイタケ、ダイコンなどを生産しています。ここでの仕事は「みんなが得意なことを少しずつ」。毎日仕事が楽しいと思える職場づくりをモットーに、試行錯誤の10年が過ぎました。“農福連携”は、農家が抱える人材不足を解消すると同時に、多くの人の社会参加のきっかけ作りとして、全国で広まっています。誰もが安心して働ける「ユニバーサル農園」の取り組みを目指す同農園を紹介します。
和食の基本を表す言葉に「一汁一菜」がありますが、一汁はご飯とみそ汁、菜は漬物を指しています。昔から漬物は、日本の食卓に欠かせない存在でした。横須賀市内の障害福祉サービス事業所「茜洋舎」では、らっきょう漬け、梅干し、白菜漬けといった漬物を手作りしています。その始まりには「伝統的な日本の食卓の温もりを伝えたい」という、今は亡き創設者の思いがありました。国産、無添加といった品質にこだわり、スタッフと利用者で力をあわせ手作りを続ける茜洋舎の漬物づくりを紹介します。
世界中で猛威をふるう新型コロナウィルス感染症。日本でも多くの感染者が確認され、政府が緊急事態宣言を発令する事態にもなりました。社会的状況の変化は、障がい者が働く福祉事業所にも影響しました。発注が激減したり、売り場となっていた施設が閉鎖したり、イベントの中止で出店の機会を失うといった事態です。こうした状況を受け、社会貢献活動の一環として「マスク作り」に力を入れる福祉事業所があります。この難局を乗り越えようと、マスク作りや販売に情熱を注ぐ姿を取材しました。
中途障がい者という言葉を知っていますか? 人生の途中で病気や事故等で後天的に障がい者となった人たち指す言葉です。中途障害者地域活動センターとつかわかばでは、主に脳血管疾患等の中途障がい者が軽作業や地域交流を通し、自立した生活が出来るようにサポートをしています。2019年11月には戸塚区にある小学校とボッチャ体験会を開催し、地域と交流を育んでいます。
新型コロナウイルス感染症が拡大する中、地域作業所も通所や対面販売、地域とのふれあいを減らさなくてはならない状況が続いています。横浜市霧が丘にある地域作業所「ぷかぷか」(高崎明理事長)もそのひとつです。そんな中、ぷかぷかではテレワークに挑戦中。自宅でも仕事に取り組み、その保護者からは「子どもの成長を感じることが出来た」と喜びの声も届いています。
アトランタ、シドニー、アテネと、これまでパラリンピック(競泳)で20個のメダルを獲得している成田真由美さん。 北京後に一度現役から退くも、リオ大会で再び現役復帰し、「水の女王」として活躍を続ける成田さんに、パラスポーツの魅力について聞きました。
競技用車いすを駆使したスピード感や華麗なターン、転倒するほど激しくぶつかり合う迫力で、車いすバスケットボールは東京2020パラリンピックでも花形競技として注目を集めています。その日本代表の有力候補で、横浜市在住の古澤拓也選手(23)=桐蔭横浜大学3年=に話を聞きました。古澤選手は、JWBF(日本車いすバスケットボール連盟)関東ブロックの社会人チーム「パラ神奈川スポーツクラブ」に所属し、ポイントガードとして活躍しています。
秦野市で1981年に開設された知的障がい者支援施設「松下園」が、餃子専門店「ハッピーラボ」をオープンし3年。利用者が中心になり心を込めて包んだ「幸せ餃子」がじわじわと人気になっています。2018年のキッチンカー導入をきっかけに、売り上げも右肩上がりに上昇中。「幸せ餃子」はどのように生まれたのでしょうか。
競技用車いすを駆使したスピード感や華麗なターン、転倒するほど激しくぶつかり合う迫力で、車いすバスケットボールは東京2020パラリンピックでも花形競技として注目を集めています。その日本代表の有力候補で、横浜市在住の古澤拓也選手(23)=桐蔭横浜大学3年=に話を聞きました。古澤選手は、JWBF(日本車いすバスケットボール連盟)関東ブロックの社会人チーム「パラ神奈川スポーツクラブ」に所属し、ポイントガードとして活躍しています。
ダウン症や自閉症、知的障がいのある人たちが、自分の意思を発信して「自分らしく生きる」ことを追求できる場をつくりたい―。そんな思いを持って活動しているのが、NPO法人「アール・ド・ヴィーヴル」(小田原市)です。ここでは、障がいの種類や程度に関わらずアートという共通項でつながる利用者が、思い思いに創作した作品を通して社会とのつながりを深めています。
東京駅を背景に、表情豊かな各国の人々や動物、乗り物などが所狭しと描かれた大作。 知的・精神にハンディキャップを持った人たちが絵画やオリジナルグッズの制作、 パフォーマンスといった様々なアートに携わりながら、 社会とのつながりや仕事を生み出す社会福祉施設「スタジオクーカ」(平塚市)の 所属アーティスト・横溝さやかさんの作品です。 横溝さんが描く絵は、さまざまな業界から高い評価を集めています。