Art
特集 Art vol.5
障がい者アートの魅力を多くの人に
第1回かながわともいきアート展〜生きること、表現すること〜
神奈川県

障がい者アートの魅力を多くの人に
神奈川県が主催する「第1回かながわともいきアート展〜生きること、表現すること〜」が11月15日から24日まで横浜赤レンガ倉庫で行われ、県内外から約6,000人が来場しました。
200作品を集め県内初の大型障がい者アート展
障がい者アートを「ともいきアート」と称し、県内各地で展示を行ってきた県が、その魅力をもっと多くの人に伝えたいと開催。今回の大型展示では県内在住、在勤、在学、通所する障がい者から募集した作品123点と県内の障害福祉サービス事業所6団体の招待作品77点、合わせて200点が展示されました。作家の方々とワークショップに参加する催しもあり、来場者は作者の個性と魅力が表現された作品の数々に触れる機会となりました。

本事業を企画した神奈川県福祉子どもみらい局共生推進本部室は、本アート展を企画した意図について「今から8年前、県立障害者支援施設『津久井やまゆり園』において大変痛ましい事件が発生しました。あのような事件が二度と繰り返されないよう神奈川県では『ともに生きる社会かながわ憲章』を策定し、ともに生きる社会の実現を目指しています。これまで、障がい者アートを『ともいきアート』と称して、県内各地で展示してきましたが、今回、より多くの方にその魅力をお伝えできるよう、本展覧会を開催しました』と話します。
そして「独自の発想力や不思議な色づかい、それを支える並外れた集中力を持って、生み出された『ともいきアート』を見ると、『障がい』とは何かがわからなくなっていく感覚を覚える」と説明します。実際、アート展の訪れた多くの来場者が個性的な表現の数々に感嘆の声を上げていました。


審査員とオーディエンスが優秀作品を選出
展示作品は4人の審査員と黒岩祐治神奈川県知事、県と県内の障がい者アート団体関係者らが審査し13作品が選ばれました。また、会場に訪れた人がイチ押し作品を投票で選ぶオーディエンス賞1作品が選ばれ、23日には審査員、特別審査員、黒岩神奈川県知事が登壇し、表彰式が行われました。
県では「ともいきアートの魅力を伝えるとともに、作品の発表機会の確保や、新たな才能を発掘したい」と話しています。
受賞作品、受賞者は次の通り。敬称略。▽大賞…「不滅の国」 萌木さく▽準大賞…「TUKI 」川戸由紀▽神奈川県知事賞… 「冬の空」ベイ▽審査委員特別賞…「乱暴にやさしく。」 助六(中津川浩章委員)、「 無題 」MAKI(加藤弘子委員)、「顏」 RUKA(小林涼子委員)、「LOVE COLLEAGUES(あいするなかまたち)」 ミモ・ザ・シータ(セインカミュ委員)▽オーディエンス賞…「猫のパズル コアラ」ねもとおさむ▽かながわ地方創生SDGs賞 …「ちから」 渡邉真理▽ともいき賞… 「元気」 佐野仁美、「まきしまきしまきし」 川又悠生、「縫う」 田中努、「大好き」 川村遼亮、「歯医者さん」 小山翔平













