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イベントレポート
おおね秋祭り
主催:おおね秋祭り実行委員会
日程:2024年10月19日(土)、20日(日)
場所:東海大学駅前広場特設会場
参加:特定非営利活動法人ちっちゃな星の会、NPO法人 元氣空間「こぐまパン」
秦野市内2事業所がおおね秋祭りに初出店
小田急線東海大学前駅南口ロータリーで開催された「おおね秋祭り」に、秦野市の「特定非営利活動法人ちっちゃな星の会」と「NPO法人 元氣空間こぐまパン」が初出店しました。両団体のブースには、ちっちゃな星の会の手作り雑貨や菓子、こぐまパンの菓子・惣菜パンがずらりと並び、来場者の目を引きました。
東海大生や地域団体によるステージパフォーマンスで観客を魅了
11月に開催される東海大学湘南キャンパス学園祭「建学祭」のプレステージとして、おおね秋祭りが開催されました。2日間にわたり、東海大学生のサークルや地域団体など、総勢20以上の団体がステージに登場。秦野観光和太鼓の演奏や、よさこい、チアダンスなど多彩なパフォーマンスで会場を盛り上げました。また、会場では東海大学生のボランティアによるゴミ分別が行われるなど、環境にも配慮したイベントとなりました。
「あたたかみ」溢れる雑貨や菓子を販売
1日目には、秦野市の特定非営利活動法人ちっちゃな星の会が、利用者さん手作りのあたたかみ溢れるポプリやキーホルダー、そしてさつまいもやかぼちゃの自然な甘みが口いっぱいに広がる「かすてらラスク」などを販売。来場者の心を掴みました。同会の関澤施設長は「地域の表丹沢菩提里山づくりの会と連携し、自然のハーブを紅茶やポプリに加工したりと、現在も行っている農福連携の取り組みをさらに深め、地域に貢献したい」と今後の意気込みを語りました。
早朝から準備した焼き立て菓子・惣菜パンが並び人気を博す
2日目は、同じく秦野市の、NPO法人 元氣空間「こぐまパン」が出店しました。小田急線渋沢駅北口から徒歩6分、西中の裏にある「こぐまパン」。発達障がいがある大人や、脳の部分的損傷などが原因で社会生活が困難な人を支える「NPO法人元氣空間」が運営しています。こぐまパンの工場長・齋木直理さんは交通事故が原因で自身も高次脳機能障がいの当事者。妻の空海子さんが 元氣空間の代表を務めています。直理さんは一般企業や海外生活でさまざまな経験を積んだのち、都内の障がい者職業能力開発校で身につけたパン作りの技術を生かして障がい者の就労支援に取り組んでいます。秦野には、「水と空気のおいしさが決め手」となって「こぐまパン」を構え3年目。いろいろな障がいがある仲間がそれぞれの「できること」をお互いに力を合わせて運営しているそうです。素材と製法にこだわる手作りパンの味は「一度食べたら忘れられない」と評判となっています。
早朝から仕込んで焼き上げたばかりのパンをそれはたくさんブースに並べてくださいました。
齋木さんご夫妻と一緒に、お店のマスコットでもある可愛いくまちゃんも一緒に来場。人気を博しました。
イベント主催者のコメント
こういった福祉施設の出店は、事業所さんの活動を知ってもらえるとても良い機会だと思います。このイベントを通じて、事業所さんの活動を知っていただくきっかけに繋がればうれしいです。
出店者のコメント
特定非営利活動法人ちっちゃな星の会
普段は身近な地域のお祭りへの出店が中心ですが、今回は多くの方にご来場いただく大規模なイベントへ出店できる貴重な機会をいただきました。おかげさまで、若い世代の方々にも私たちの活動を知っていただくことができ、大変嬉しく思います。
NPO法人 元氣空間「こぐまパン」
学生さんや地域の皆さんが詰めかけた会場ではいつも訪問販売をさせていただいている施設のご利用者様から声をかけていただいたり、ブースがステージのすぐ脇だったのでバンド演奏やちびっ子たちのダンスを横目に見ながらとても楽しい時間を過ごせました。出店の機会をくださった皆さまに感謝いたします。そしてご来場いただいた皆さまありがとうございました。
購入者のコメント
特定非営利活動法人ちっちゃな星の会
ビーズで作られた、アクセサリーが気になり立ち寄りました。美味しそうなお菓子も販売していて、アクセサリーとかすてらラスクを購入しました。アクセサリーはカラフルでカバンにつけようと思います。かすてらラスクもヘルシーで美味しそうだったため購入しました。家に帰って食べるのが楽しみです。
NPO法人 元氣空間「こぐまパン」
バラエティー豊かなパンが並んでいて、選ぶ楽しさもありました。お店の名前にちなんだ『くま型のパン』は子どもがとても喜びました。今度はお店にも買いに行こうと思います。
- グッズ グルメ
- 特定非営利活動法人ちっちゃな星の会
- NPO法人 元氣空間「こぐまパン」