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イベントレポート

NANBUマルシェ

主催:NANBUマルシェ事務局

日程:2024年9月21日(土)

場所:ブランチ横浜南部市場 マーケット広場

参加:地域活動支援センター egao

地域活動支援センター egao

潮風吹く会場で、手作り作品が並ぶ

ブランチ横浜南部市場(横浜市金沢区)を会場に、9月21日に開催された「NANBUマルシェ」へ横浜市栄区の「地域活動支援センターegao」が初出店しました。当日は、ハンドタオルや手ぬぐいなど、数々のハンドメイド作品が並びました。

「作り手の想いを感じて」出店者も顧客も笑顔に

NANBUマルシェは、ハンドメイド作品を販売する店舗を集めたイベントで、今年5年目を迎えました。毎月第3の土曜日と日曜日に開催しています。イベントを企画した当初は、主催者のつながりをいかして、8店舗の出店でしたが、現在は最大22店舗が集まるまでに成長しました。

また、毎月第1土曜日には、ハンドメイド以外のものを販売する「NANBUマルシェ in NANBU BASE」やSDGsや3R(リデュース、リユース、リサイクル)の推進を目的とした「NANBUフリーマーケット」の開催も行っています。

事務局の東山さんは、NANBUマルシェの魅力について「(出店者の)1店舗ごとに作り手の世界が広がっていること」と話します。「作り手の想いを感じられ、出店者も顧客も笑顔になれるイベントとなるよう開催を続けていきます」と前を見つめました。

潮風を感じられる会場。多くの人が訪れた
潮風を感じられる会場。多くの人が訪れた

より良い作品づくりに一生懸命

今回初出店となった「地域活動支援センターegao」は、2016年に開所された精神障がいなどのハンディキャップのある方が創作活動などを行っている施設です。区内で福祉事業所とアーティストによるアートイベント等を開催してきた代表が障がいのある方々のアート力に圧倒され、こうした方々の才能を活かしたいと考え、開所したそうです。

同センターには、ものづくりが好きな利用者が多く、「もっと上手になりたい」と向上心をもって日々の活動をおこなっている人が多いそうです。この日も、「ハンドタオルは柄が大きいと、大人の人は買いにくいのではないか。ハンドタオルはワンポイントの柄にした方が良いのではないか」など、テントを訪れた方の購買動向を見ながら、熱心に考える利用者の姿が見られました。

同センターの職員は、「(今回の出店では)直接、お客様に手にとってもらい、感想を聞けることが勉強になるし、とても楽しいと皆で話していました。これからも機会があれば積極的に出店をしていきたい」と話しました。

時折、強風が吹いていたが会場には多くの人が足を止めた
キーホルダーやエコバッグなど多くの手作り品が店頭に並びました

イベント主催者のコメント

地域活動支援センターegaoさんの作品は、どれもクオリティが高く驚きました。NANBUマルシェの開催が、障がい福祉サービス事業所の出店の機会となれば嬉しいです。

出店者のコメント

普段は区内のイベントに出店することが多いので、場所や環境が変わったことは新鮮で、とても良い経験ができました。購入してくれたお客さんとも顔見知りになれ、作品が繋いでくれた縁に感謝したいです。

来場者との会話がはずんだブース
来場者との会話がはずんだブース

購入者のコメント

売り場が華やかで目に留まり、立ち寄りました。草木染め手ぬぐいはすべて1点もので、とても鮮やかな青が出ていて綺麗だったので購入しました。自宅で使用するのが楽しみです。

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