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イベントレポート

いいものいっぱいマルシェ
in横浜ベイクォーター

主催:株式会社つま正

日程:2023年6月10日 11時から16時

場所:横浜ベイクォーター(横浜市神奈川区金港町1-10)

参加:ろばの家(就労継続支援B型事業所)

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出店者は“仲間”「アイデア出し合いイベント盛り上げる」

「いいものいっぱいマルシェin横浜ベイクォーター」が、6月10日、横浜ベイクォーター3Fゲート広場で開催されました。各地から厳選した希少な野菜を販売する株式会社つま正が主催するこだわりのマルシェに、「誰もが住み慣れた地域で自分らしく安心して生活できること」を目指す就労継続支援B型事業所「ろばの家」が初参加。この日のために心を込めて準備したというパンや焼き菓子を販売しました。

毎月第2土曜日に開催されている「いいものいっぱいマルシェ」
毎月第2土曜日に開催されている「いいものいっぱいマルシェ」

消費者との触れ合い「とても貴重な機会」

ろばの家の皆さんは、「利用者が思いを込めて作るパンや焼き菓子などの自主製品の魅力を多くの人に知ってもらいたい」と、今回の出店を決めたといいます。この日は、数ある自主製品の中でも特に人気が高い「チーズケーキ」や、「長ぶどうパン」などを販売しました。
 「消費者の方と直接やりとりができるこうした機会はとても貴重です。ちょっとしたコミュニケーションを通じて、色々と勉強させていただいています」と、販売を担当した笠間夕里さんは話します。多くの人が行き交う会場で、積極的に商品のPRに力を入れていました。

ろばの家のパン
ろばの家のパン、焼き菓子は無添加で、生地から丁寧に手作りしているとのこと
レモンやオレンジを使った爽やかなケーキも販売
初夏にピッタリ。レモンやオレンジを使った爽やかなケーキも販売

主催者、出店者の垣根を越えて

イベントを主催する株式会社つま正の柳沢なつみさんは、約3年前から同イベントの運営に取り組んできました。「一度出店していただいたご縁を大切に、その後も仲間としてイベントを盛り上げていけたら」と話します。その言葉の通り、この日は、「ろばの家」のほかに、昨年、ともに生きる社会かながわ憲章のマッチングサイトを通じて出店した就労継続支援B型事業所「でっかいそら 一天」もブースを並べ、自主製品などを販売していました。
 イベントの前には必ず出店者同士でミーティングを開き、それぞれが販売を予定する商品などについてアイデアを出し合うと言います。こうした交流を重ねることで、商品開発のモチベーションが大幅に向上し、「より良いものをお客様に届ける」という意識が強く根付いていくそうです。「商品のバランスを考えたり、テーマを設けて出品したりとアイデアを出し合っています。これからも良いご縁を結んでいけたら」と抱負を語ってくれました。

屋台で商品を販売する出店者
主催者のつま正のテントには、希少で新鮮な野菜がいっぱい!

イベント主催者のコメント

今回は、「ろばの家」が焼き菓子やパンを販売するということだったので、他の出店者さんにコーヒーを販売していただくなど、よりお客様のニーズに合った出店形式を皆で模索しました。出店者の皆さんは、商品の魅力を発信したいという思いのもとに集まった同士だと考えています。これからもアイデアを出し合い、マルシェを良いものにしていけるよう取り組んでいければと思います。

出店者のコメント

前日から仕込んだりと、ハラハラドキドキしながら挑戦しました。
 うちの商品は、良さがわかっていただけると、そのあとも追加で注文が入るなどリピーターが多いのも魅力のひとつです。良さを一人でも多くの人に知ってもらえればうれしいです。

来場者のコメント

さわやかなレモンチーズケーキやオレンジケーキなど、旬を取り入れたラインナップに惹かれました。おとなりのコーヒーも相まって、思わずくぎ付けになってしまいました。

パン、焼き菓子、チーズケーキ、花たわし他、自主製品を販売
ろばの家(就労継続支援B型事業所)
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