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イベントレポート

旬菜マーケット

主催:旬菜マーケット

日程:2022年2月21日(月)10時から14時

場所:ハートフル・ポート(横浜市旭区南希望が丘58)

参加:NPO法人でっかいそら
就労継続支援B型事業所「一天」

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「良いもの」にこだわり、消費者に思いを届ける

横浜市旭区にあるコミュニティカフェ「ハートフル・ポート」内で開催された「旬菜マーケット」に、横浜市泉区にある障害福祉サービス事業所「NPO法人でっかいそら『一天』」が参加しました。

出会いを創出するマルシェ「旬菜マーケット」

相鉄線「希望ケ丘駅」から歩いて10分ほど、住宅街にあるコミュニティカフェ「ハートフル・ポート」で「旬菜マーケット」は開催されています。希望が丘にある八百屋「旬菜屋」の閉店にあたり、地域の方に安心でおいしい野菜を届けることを続けたい、そして利用者が楽しめるような場所を作りたいと、有志が集まり10月からスタートしました。

主な販売商品となる野菜は、地元農家から直接仕入れた無農薬野菜。野菜に限らず、「安心や安全」といった商品や障がい福祉サービス事業所が手掛けた商品なども提供しています。

旬菜マーケットが行われたコミュニティカフェ「ハートフル・ポート」

就労継続支援B型事業所「一天」が出店

知的障がい者や精神障がい者たちが利用する就労継続支援B型事業所「一天」では、飲食物の製作をメインに作業を継続できるよう支援を行っています。そんな「一天」は今回、ドライ野菜・フルーツなどを出品。ドライ野菜は、食材を地元の八百屋などから仕入れ、洗浄からカット、乾燥作業や袋詰め、ラベル貼りまで、一連の作業を利用者が担っています。ドライフルーツも同様の工程がとられており、無添加・無着色・ノンシュガーで作っています。

「一天」が出品したドライ野菜やドライフルーツなど
「一天」が出品したドライ野菜やドライフルーツなど

旬菜マーケットでも好調の売れ行き

2月21日に行われた第5回の旬菜マーケットには多くの来場者があり、開始早々から盛況を見せていました。この日は、地元農家からの新鮮野菜をはじめ、「一天」以外の障がい福祉サービス事業所の商品、体にやさしいオーガニック商品など、約40品が並んでいました。初出店となった「一天」はトマトやしいたけ、スープパスタなどといったドライ食材を出品。来場者から関心を示され、好評を得ていました。

旬菜マーケットを主催する五十嵐美和さん(左)・五味真紀さん(右)、「一天」の望月さん(中央)
旬菜マーケットを主催する五十嵐美和さん(左)・五味真紀さん(右)、「一天」の望月さん(中央)

イベント主催者のコメント

「マーケット」という場を通していろんな人が関わり、それぞれが夢に向かって一歩を踏み出すような場となり、多様性を認め合い、いろんな年代の人にとってのコミュニティの場となってきています。

月に一度の開催だからこそ、特別感やちょっとした非日常を味わえる場なのかもしれません。美味しくて身体にいいものに出会える場。そして多様な地域のニーズに応える受け皿としても、多様な効果をもたらし、今後は地域の活性化を担える場として、地域住民の生活に寄り添った地域コミュニティの場であることを大切にしていきたいと思っています。いずれは子どもも大人も高齢者も障がいがある方も、一人ひとりが輝き、地域の中でお金が流れる循環や仕事の創出にもつながるような活動になればいいなと期待しています。

参加者からのコメント

「一天」で作られたモノは確かに、障がいのある方が製作をしていますが、だからといって「障がい者が作った商品だから売れた」ではダメだと考えています。市場でどんなニーズがあるのか、どんな見せ方をすれば販売が上手くいき、売上が上がっていくのか、利用者とともにしっかりと考えていき、勉強していきたいと思います。

「旬菜マーケット」の皆さん、参加させていただき、ありがとうございました。

来場者のコメント

住宅地の一角であるにもかかわらず、多くの人が来場していることに驚きました。ただ、商品などを見ると納得で、「良いモノ」にこだわった自慢の商品が並んでいて、商品のレクチャーなども丁寧にしてくれました。普段の買い物と違い、勉強になりました。「一天」の商品にもとても興味があり、種類も豊富にありましたので、複数購入させていただきました。帰ってからの味が楽しみです。

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